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JA・組合員活動

高品質な露地ナスへ 定期的な追肥促す

2024.06.24

高品質な露地ナスへ 定期的な追肥促す

 JAおやまなす部会は6月11日、西部集出荷所で2024年産露地ナスの目ぞろえ会を開きました。生産者や関係者ら約40人が参加し、販売情勢や出荷規格を確認しました。

 JA全農とちぎの担当者らが販売情勢を報告。等級順に並べたナスを参考に、生産者が曲がりや色つやなどの規格を確認しました。出荷時は形状、擦れ、傷、がく割れなどの選果基準を守り、等級に見合う大きさでそろえることを申し合わせました。

 東京青果の二階堂大輔課長補佐は「売り場を関東産で推していく。しっかり売り場をつくることで最盛期につなげ、単価で生産者に返したい。良いものをより多く出荷してほしい」と呼びかけました。

 栃木県下都賀農業振興事務所の殿塚奈々技師は、遅れがないよう主枝4本を選んで誘引することを促しました。天候の影響で生育が遅い傾向のため、色が淡い、樹勢が悪いといった少しの変化を見逃さず、主枝4本の誘引が終えたら定期的に追肥をするよう伝えました。

 気温が高くなるとハダニ類やアザミウマ類が多く発生します。早期の防除を心がけるなど注意点を説明しました。