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JA・組合員活動
米「生井っ子」20周年決意新た
2023.03.22
JAおやま生井っ子プロジェクトは3月16日、旧生井支店で第20回通常総会を開きました。会員、関係者ら約30人が参加しました。2022年度事業報告、23年度事業計画など、全ての議案を承認しました。同地区は広大な渡良瀬遊水地を臨み、渡良瀬川、思川、巴波川の三つの川に囲まれた肥沃(ひよく)な水田地帯が広がります。昔から米を主体としており、麦・大豆も盛んに生産されています。
同プロジェクトは一般米との差別化、地域農業の発展を図るため、2004年に設立。特別栽培米は、化学肥料と化学合成農薬の使用回数を慣行栽培の50%以下で栽培します。
食味計を使用し、基準値に達した米だけを「生井っ子」として販売。食味評価が高く、たんぱく値6.5%以下など、厳しい検査を通過し、粘りと甘味があり、冷めてもおいしいと消費者から好評を得ています。毎年新米祭りなどのイベントを行い、PR活動に努めています。
池貝孝雄会長は「記念すべき設立20周年を迎えられたことをうれしく思う。JA・行政・生産者共に力を合わせて品質向上を目指し、学校給食や昨年度の国体でのお弁当などにも『生井っ子』を使用してもらい、みんなで協力しながら高品質な特別栽培米『生井っ子』を栽培してきた成果が表れた。これからもみんなで工夫し、高品質な『生井っ子』栽培に励みたい」と話しました。