ＪＡおやまは１２月１２日、本店で県議会議員を交えて農政懇談会を開きました。県議やＪＡの渡邉文雄組合長ら１８人が出席。生産資材費の高騰対策や麦・大豆の生産を振興する交付金の拡充などを要請しました。

　２０２４年度の県農業施策に関する要請で①食料安全保障の強化に向けた対策強化②生産資材高騰対策③担い手育成・支援対策④需要に応じた米生産対策⑤畜産・酪農振興対策―などを求めました。

　ＪＡ重点要望事項では①麦・大豆の生産振興のための交付金拡充②米麦関連施設への支援③水田活用直接支払交付金に係る対象水田の要件緩和④新規就農者向け「経営資源有効活用リフォーム支援事業」の事業内容の拡充⑤生分解性マルチ助成（露地野菜）―なども求めました。

　渡邉組合長は「農業経営は厳しい状況が続いている。将来にわたり農業経営が安定して継続できるよう、協力をお願いしたい」と強調しました。

　白石資隆県議は「意見を受けて県政に反映できるよう、要望に応えられるようにしっかり対応していきたい」と応えました。