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JA・組合員活動
特栽米刈り取り
2022.09.14
小山市生井地区の圃場(ほじょう)で8月下旬から、減農薬・減化学肥料で育てた特別栽培米「生井っ子」の刈り取りが始まりました。9月中旬までに収穫し、道の駅「思川」やJAおやまの直売所で販売します。
特別栽培米は、化学肥料と化学合成農薬の使用回数を慣行栽培の50%以下で栽培します。JAは生産に力を入れ、特に同地区で生産する特別栽培米「生井っ子」は、独自の施肥基準を設け、食味の向上に取り組んでいます。
地区の池貝孝雄さんを会長に生産者20戸で組織する「生井っ子プロジェクト」のメンバーが約30ヘクタールを栽培しています。今年は猛暑日が続いましたが、天候に応じた水管理や高温時の乳白米発生予防に努め、高品質な米が収穫することができました。
食味評価が高く、たんぱく質6.5%以下など、厳しい検査を通過しました。粘りと甘味があり、冷めてもおいしいと消費者から好評を得ています。
プロジェクトは2004年5月に発足。2005年10月に同市の「おやまブランド」に認定されました。2006年に「とちぎ特産品」に登録され、2019年には「とちぎGAP(農薬生産工程管理)」の第三者確認証が交付されました。
池貝会長は「決められた基準を守り、食味を重視して生産者は栽培に励み、今年も高品質の生井っ子が収穫を迎えられた。多くの人に生井っ子の味を味わってもらいたい」と話しました。