- JA・組合員活動
特栽米「生井っ子」みどり認定 取り組み22年実る

小山市生井地区のブランド特別栽培米「生井っ子」を栽培するJAおやまの「生井っ子プロジェクト」は、環境に優しい農業に取り組んでいる農林漁業者を都道府県が認定する「みどり認定」を受けました。1月23日に小山市の生井公民館で認定証の交付式が開かれました。
「生井っ子」は、特別栽培米は、生井地区の生産者19戸が化学肥料と化学合成農薬の使用回数を慣行栽培の50%以下で栽培します。JA管内で約30ヘクタールを作付けします。小山市の「おやまブランド」に認定され、「とちぎ特産品」に推奨されました。
同プロジェクトの池貝孝雄会長は「環境に配慮した特別栽培米『生井っ子』の栽培に22年前から取り組んでおり、やっと私たちの取り組みに社会が追い付いてきたかと感じる。安全・安心をモットーに生産し、今後もたくさんの人に生井っ子を食べてほしい」と話しました。
みどり認定は、2021年5月に食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立を目指す「みどりの食料システム法」に基づいて、環境負荷低減に向けた農業者や地域の取り組みを支援・促進するための認定制度。
同プロジェクトは、栽培講習会や現地検討会を実施し、高品質な生産に努めます。小山市の道の駅「思川」で新米まつりなどを開き、会員一丸で地元産米をPRしています。