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JA・組合員活動

梨 摘果・摘芯正確に 高品質へ学ぶ深める

2023.04.27

梨 摘果・摘芯正確に 高品質へ学ぶ深める

 JAおやま梨部会は4月20日、桑、間々田、野木各地区の3ヵ所の圃場(ほじょう)で梨の摘果・ピンチ(摘芯)講習会を開いた。部会員や関係者ら約30人が参加しました。
 今年の開花期は平年より8、9日早く、開花盛は「幸水」が過去最速と同日、「豊水」が過去最速より3日早い。花芽の着生が良かったため花数が多い。開花期間中は天候が良く、着果は良好で着果数も多い。
 講習会では、県下都賀農業振興事務所の北原智史主任が摘果のポイントや芽かき、ピンチの方法の注意点を解説しました。北原主任は、着果数が多いため早期に摘果することや、芽かきをする新梢(しんしょう)は見つけ次第取り除くことを説明。また、養分の競合を避けて果実の肥大やそろいを高め、罹病(りびょう)部の摘み取りや適期防除で二次感染を防ぐよう伝えました。
 神保重治部会長は「一生懸命勉強して意義ある講習会にし、今年も高品質な梨を出荷しよう」とあいさつしました。
 部会は47人で、「幸水」「豊水」「新高」「にっこり」の順に県内や京浜市場に出荷します。講習会や目ぞろえ会、視察などを通して意思の統一と栽培管理の向上を図っています。