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JA・組合員活動

春レタス高品質へ 現地検討で生育確認 

2024.02.08

春レタス高品質へ 現地検討で生育確認 

 JAおやま西部レタス部会は1月23日、JA管内の圃場(ほじょう)5カ所で2024年産春レタスの現地検討会を開きました。部会員や関係者ら14人がレタスの生育状況を確認しました。

 厳寒期を迎えると、トンネルの開閉作業がポイントとなり、生育状況を左右するため日中は高温にならないように管理します。早めに喚起を始めて光合成を促すが、生育が進んでからの急激な換気は、葉枯れや病害につながるため、注意が必要です。

 栃木県下都賀農業振興事務所の担当者は今後の管理として、①温度管理②ベタがけ資材の導入③病害虫防除―が必要だと説明しました。

 生産者らは「気象条件に合わせたトンネル換気が生育などに影響する」「バランスよく日射させ、光合成を促す」「急激な換気は、葉先枯れや病害につながるため、開けすぎにも注意している」などと意見交換しました。

 増山光功部会長は「これから出荷の本番を迎える。現地検討会の生育状況などを参考にして高品質生産に努めよう」と話した。

 部会では10人が「トリガー」「クールガイ」「春P」などを約4ヘクタールで栽培。春レタスは、3月を中心に5月まで県内や京浜地方へ出荷します。部会はJAのイメージキャラクター「おやまるくん」がプリントされたフィルムを使って産地のPRに努めています。