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JA・組合員活動

抑制キュウリ出番 鮮度保持を徹底

2023.09.11

抑制キュウリ出番 鮮度保持を徹底

 JAおやま管内で、抑制キュウリの出荷が始まりました。同JA南部・北部きゅうり部会は9月5日、小山市の東部選果場と下野市の北部集出荷所で目ぞろえ会を開きました。東部選果場は23人、北部集出荷所では20人の部会員や関係者らが参加し、有利販売に向けて出荷要領や規格を確認しました。

 出荷当日の収穫を原則に、出荷夕方に収穫したものはコンテナの中にぬれ新聞紙を入れて鮮度を保ち、品質の管理に十分注意します。成り元の切り口は2~5ミリ程度を残し、表面の汚れを丁寧に拭き取ることなどを申し合わせました。機械選果での出荷となるため、搬入規格の確認も行いました。

 市場関係者は「各産地で高温や干ばつの影響を受けて厳しい状況が続き、JAおやま産のキュウリを待ち望んでいる。仲卸業者とも産地情報を密にやり取りし、販売を強化していきたい」と話しました。

 南部きゅうり部会抑制きゅうり部の日向野利巳部長は「暑い日が続いて管理が大変だと思うが、きちんと目を合わせて高品質なものを出荷し、販売の強化につなげよう」と呼びかけました。

 同部会は、生産者70人で13.8ヘクタールに品種「まりん」「ニーナ」などを栽培します。さまざまな品目の作付面積が減る中、抑制キュウリの作付面積は増えています。栽培講習会や現地検討会を開き部会員一丸となって、9~12月まで目標出荷量約621トンを京浜、県内、東北方面の市場に送ります。