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JA・組合員活動

技術を高めて 高水準な米を

2022.04.13

技術を高めて 高水準な米を

 JAおやま生井っ子プロジェクトは3月25日、JA旧生井支店で第19回通常総会を開きました。会員、関係者ら約25人が参加しました。2021年度事業報告、2022年度事業計画など、全ての議案を承認しました。

 同地区は広大な渡良瀬遊水地を臨み、渡良瀬川、思川、巴波川の三つの川に囲まれた肥沃(ひよく)な水田地帯が広がります。昔から米を主体としており、麦・大豆も盛んに生産されています。

 同プロジェクトは一般米との差別化、地域農業の発展を図るため、2004年に設立。食の安全性が重視される中で「生井っ子」は国のガイドラインに基づく特別栽培で栽培しています。名前には、わが子を慈しむように育み、消費者にもかわいがってもらいたいという願いを込めています。食味計を使用し、基準値に達した米だけを「生井っ子」として販売。毎年新米祭りなどのイベントを行い、PR活動に努めています。

 池貝孝雄会長は「今年の秋に開催される国体のお弁当にも生井っ子が使用される予定だ。農薬使用・化学肥料(窒素成分)5割減で栽培している生井っ子の品質を高水準に維持して栽培することは難しいが皆の技術をさらに向上させ、第20回に向けてメンバー一丸となって頑張ろう」と話しました。