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JA・組合員活動

子ども食堂に農産物

2023.08.28

子ども食堂に農産物

 栃木県のJAおやま青年部は、食育・食農の教育に力を入れています。地元で開かれる子ども食堂への農産物の提供をはじめとして、学校給食への参加など子どもたちに農業を身近に感じてもらう機会を提供します。
 青年部には5支部で75人が在籍。JAまつりへの参加や食農教育、スポーツ活動を行います。農業政策に現場の農業者の意見を反映させられるようポリシーブック(政策集)の作成やJA常勤役員との意見交換会も開きます。
 食育・食農教育では、2020年から「おやま子ども食堂笑光」を運営するNPO法人笑光に農産物を提供。キュウリをはじめ果実類やブロッコリー、イチゴ、ダイコン、サツマイモ、ハクサイなど、青年部員が育てた農産物を月1回、各地区ごとに持ち回りで提供しています。
 同法人は、一人きりで食事をとる「孤食」から、みんなで楽しく食べる「共食」を目指して活動。青年部から提供された野菜は、小山市の小山城南市民交流センターゆめまちの調理室で調理し、月1、2回、弁当を地域の小・中学生に配ります。
 2023年度から同青年部の大森香さんがJA栃木青年部連盟の委員長に就任となり、県全体のJA青年部と連携し子ども食堂への活動を強化していきます。