- JA・組合員活動
児童・生徒伝統に触れる 本場結城紬の着心地を体感

小山市の小中一貫校・絹義務教育学校の7年生は12月19日、同校で「本場結城紬(つむぎ)」の着心地体験をしました。
同校は、地場産業である重要無形文化財の絹織物「本場結城紬」の生産工程を前期課程の6年間で段階的に学ぶ体験授業を取り入れます。後期課程の3年間は、絹文化の伝承を図る授業に取り組みます。旧福良小学校で2012年から始まった「ふるさと学習」を受け継いだもので、地域の文化を学ぶことが目的。
着心地体験は、着物をより身近に感じてその良さを実感するために毎年行います。
今回は、講師の福田悟子さんらが男女各1人の生徒をモデルに着付けを施しながら、性別によって作り方や着方が異なることを説明しました。その後、全員がボランティアに着付けをしてもらい着心地の良さを体感しました。
生徒らは学習したことを基に「本場結城紬」の良さをパンフレットなどにまとめ、地域に素晴らしい伝統文化があることを発信します。
