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JA・組合員活動
下野市と協定締結 農業振興へ連携
2020.11.26
JAおやまは11月20日、JAうつのみやと下野市役所で下野市と包括連携協定を締結しました。下野市の広瀬寿雄市長、JAうつのみやの横松久夫組合長、JAおやま福田浩一郎組合長が調印しました。
同協定は、農業の生産振興や地域の安全・安心の強化など、複数の施策事業について、JAと下野市が連携・協力して取り組むことにより、地方創生のさらなる推進を図り、持続的なまちの実現を目的としたもの。協定内容は「農業の活性化および農業基盤強化推進に関すること」「地域の活性化に関すること」「地域社会経済の持続的発展に関すること」「その他、下野市地方創生に必要な事項」の4項目。
具体的な取り組みとして、①新規就農者の確保や集落営農の組織化や法人化などの促進②下野市が生産量日本一である「かんぴょう」の生産および消費拡大支援③食農体験学習の推進④学校給食などを通した食育・地産地消の推進⑤災害時における食料の供給や支援物資拠点・避難場所の提供による復旧・復興支援⑥JA職員による見守り活動の実施-などに取り組みます。
横松組合長は「連携が、地域社会で重要な役割と責任を果たし、下野市のより一層の発展に寄与できるよう願っている」と期待を込めた。
福田組合長は「現在の農業情勢は非常に厳しい状況。JAだけでは難しいさまざまな事業にも、地域を巻き込んで取り組んで行きたい。JA・市が一体となって、地域貢献できるよう体制を作り、地域の活性化をしたいと考える。一つ一つお互いの良いところを高めていき、農業の生産振興に努め、相互連携・協力して取り組みたい」と意気込みを語りました。
広瀬市長は「農業分野だけでなく、地域の安全・安心に関する協定を提携できたことは大変ありがたい。未来に向けて、両JAと地域住民の皆さんと共に歩んでいける協定となるよう、期待している」と話しました。
両JAは今回の締結を契機に、同市との連携をさらに強化し、市民が安全・安心に暮らせる地域社会づくりに取り組んでいきます。