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JA・組合員活動
ヨトウ多発注意を トルコギキョウ現地検討会
2023.10.11
JAおやま花卉(かき)園芸組合トルコギキョウ部会は10月3日、小山市、栃木市の圃場(ほじょう)4カ所で現地検討会を開きました。猛暑の影響でシロイチモジヨトウが多発していることを受け、生産者は適切な薬剤防除をするなど注意点を共有しました。
今年度初の検討会には、部会員や関係者ら7人が参加しました。猛暑で生育が早いため、収穫時期や病害虫防除の要点などを確認しました。
篠原雅紀部会長の園地では本年度、土壌還元消毒用の資材「エコロジアール」の試験をしました。トルコギキョウなどの立ち枯れ性病害の原因となるフザリウム属菌に効果があるとされます。栃木県下都賀農業振興事務所の寺内信秀係長が、土壌菌密度分析結果を報告しました。
部会は、消費者のニーズに応えられる産地を目指し、定期的に現地検討会や市場視察を実施。美しい花を最高の状態で消費者に届けるため、バケット輸送や予冷庫での鮮度維持に取り組んでいます。