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JA・組合員活動

ヨトウ多発に注意 下野市で現地検討会

2023.10.27

ヨトウ多発に注意 下野市で現地検討会

 JAおやまほうれん草部会は10月13日、下野市の園地で現地検討会を開きました。栃木県下都賀農業振興事務所の松本佳浩主査は、多発しているハスモンヨトウの被害に発生を促しました。

 8、9月の猛暑で、涼しくなった9月下旬ごろからハスモンヨトウが多発しています。栃木県農業環境指導センターの発表によると、県内では平年の6倍以上発生し、露地野菜などに大きな影響を及ぼしています。

 ハスモンヨトウの殺虫剤は、農薬の作用機構分類(RACコード)が同じものを使用すると抵抗性が発達してしまいます。このため、異なるRACコードの薬剤を使うなど、組み合わせて防除する必要があります。

 現地検討会の会場となった園地は、「ハンター」「フォルティシモⅤ」を播種(はしゅ)しています。生産者らは、使用薬剤の回数やタイミングなどで意見を交わしました。