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JA・組合員活動

ブロッコリー生育確認 高温避け、防除徹底を 

2022.04.14

ブロッコリー生育確認 高温避け、防除徹底を 

 JAおやまブロッコリー部会は4月7日、管内の3ヵ所の圃場(ほじょう)で2022年産春ブロッコリーの現地検討会を開いた。部会員、関係者ら約20人が参加し、生育状況や病害虫の発生状況などを確認しました。

 現在の生育は例年より少し遅れ気味だが良好。気象情報に注意し、トンネル栽培はトンネル内の高温を避け(25度以下を目安)、病害虫防除を徹底することを申し合わせました。

 栃木県下都賀農業振興事務所の松本佳浩主査は「例年より暖かくなると見込まれ、高温でわき芽が増えてきている圃場もあった。今後は生育に応じて対応してほしい」と話しました。

 今後の管理のポイントとして①トンネル内の温度は25度以下を目標に高温を避ける②花蕾(からい)が500円玉程度の大きさになると約7~10日で収穫できるため適期収穫を実施③べと病・黒腐病・柔腐病など春取りの病害虫防除の徹底-など呼び掛けました。 

 舘野延男部会長は「気候の変動に合わせて調整し、高品質なブロッコリー出荷を目指して部会員一丸となって頑張ろうと話しました。

 部会の春ブロッコリー生産者29人は「おはよう」や「グランドーム」などを約8.6ヘクタールで栽培。4月中旬から6月上旬にかけ、約120トンを京浜方面に出荷します。栽培講習会や現地検討会などを開催し、部会員間の情報の共有と栽培技術の向上に努めています。