topics
トピックス
JA・組合員活動
ビール大麦刈り取り
2022.06.03
JAおやま管内で、ビール大麦の刈り取りが進んでいます。共同乾燥施設は5月20日から稼働。今年も適期播種(はしゅ)や排水対策の取り組みを徹底。無事収穫を迎え、生産者は作業に追われています。
JA管内は、ビール大麦の県内主力産地。622人が「ニューサチホゴールデン」を約1458ヘクタールで栽培し、本年度は約4843トンの出荷が見込まれています。
ビール大麦は適期での収穫が重要。適期は粒殻水分が25%以下になる成熟期後3~5日。8割の穂首が90度以上曲がると収穫の目安となります。
収穫適期外は殻粒の水分が多く、脱穀・乾燥作業時に胚芽を傷め、発芽率の低下してしまいます。
約2.7ヘクタールで栽培する小山市生井地区の川俣真男さんの圃場(ほじょう)では5月25日に収穫適期を迎え、作業が行われました。
川俣さんは「今年もおいしいビールとなるビール大麦ができ、大変満足している。たくさんの人にビールを味わってもらいたい」と収穫の喜びを話しました。
ビール大麦は、JA管内11施設で乾燥・調製した後、JA全農とちぎを通じて、アサヒビールやサントリービールに出荷します。