topics

トピックス

JA・組合員活動

ニンジン選別厳格に 

2020.11.24

ニンジン選別厳格に 

 JAおやま人参(ニンジン)部会は11月6日、小山市のJA桑青果物集出荷所で秋冬ニンジン目ぞろえ会を開きました。生産者、市場関係者ら26人が参加。販売情勢や出荷要領・規格を確認しました。

 等級ごとに並べたニンジンを参考に長さや曲がり、傷に注意しながら選別することを申し合わせました。今年は、7月の長雨による日照不足、8月の夏場の高温で発芽に苦労しました。

 市場関係者は「一本一本丁寧に売らせていただくので、JAおやま産イコール高品質を目指し、規格に合ったニンジンの安定出荷をお願いしたい」と話しました。

 赤荻稔部会長は「今年は7月の日照不足、8月の猛暑、降水量の少なさなど生産者にとって苦労の栽培であったと思う。生育遅れなど懸念されるが高品質なものを出荷することを前提として、再度規格を確認しよう」と意気込みを語りました。

 部会では18人が約8ヘクタールで根色、芯色ともに鮮やかな濃紅色で収量性も良い「愛紅」「彩誉」などを主力に栽培し、市場からの評価も高い。11月から来年3月まで、県内、東北、北陸方面に出荷します。