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JA・組合員活動

ニンジン目ぞろえ 適期収穫促す

2024.06.11

ニンジン目ぞろえ 適期収穫促す

 JAおやまにんじん部会は5月24日、桑集出荷所で2024年産春ニンジン目ぞろえ会を開きました。生産者や市場関係者ら17人が出席し、販売情勢や出荷規格を確認しました。

 A品、無印、B品と等級ごとに並べたニンジンを参考に、長さや曲がり具合、傷みや染みに注意することを申し合わせました。A品は傷や染みがなく真っすぐなものとし、有利販売を目指す。水で洗う時間も品質を左右するため、部会員同士で細かく意見を交わしました。

 参加者は①くすみ、黒ずみにならないよう適期収穫②洗い具合や時間の調整③出荷規格の統一-など出荷の要点を聞き、意識を統一しました。

 市場関係者は「気温上昇に伴い、他産地も出荷が例年より前倒し傾向。適期収穫し、高品質なニンジンの出荷をお願いしたい」と呼びかけました。

 赤荻稔部会長は「気温が高くなる見込みだが、高品質な出荷を目指し、市場・JAと情報共有しながら価格向上につなげよう」と話しました。

 部会は生産者11人が約318アールで、品種「彩誉」を主力に育てます。5月下旬~7月中旬に県内や東北、北陸地方の市場に出荷します。