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JA・組合員活動
コキア赤く見頃
2021.11.02
JAおやま管内の小山市豊田地区で、「ほうき草」とも呼ばれるコキアが赤く染まり、見頃を迎えています。西アジア・中央アジア原産の一年草で、こんもりした丸い形が特徴です。
豊田地区の12自治会で構成する「飾り馬の里」は、国の多面的機能支払交付金を活用し、遊休地約2000平方メートルにコキアを植栽し、地域住民に楽しんでもらえるよう農地の景観維持に取り組んでいます。
コキアは5月に約750株を植え、8月上旬には100~150センチほどに育っていました。10月19日には高いもので170センチほどに育ち、赤色に染まっています。肥料調整や除草作業を小まめにし、徐々に赤くなったといいます。
今年は赤色に染まったコキアを楽しんでもらうため、地域の住民が木の椅子を作製。コキア畑をゆっくり堪能してもらうために畑の一角に設置しました。テントも立て、憩いの場を提供しています。
「飾り馬の里」の清水会長は「地域の憩いの場として、たくさんの人たちに見てもらい、癒やしにつながればうれしい」と話しています。
コキアの見頃は、10月末まで続きます。場所はJR両毛線思川駅から北1・3キロ、県道小山都賀線沿いの東側(若駒酒造の西側)の畑。