小山市立豊田小学校の３年生３８人は１２月９日、市内の田波一雄さんのイチゴハウスで社会科見学を行いました。地域の農家の仕事に関心を持ち、生活との関わりを考えることを目的にしています。
　同校は２０２２年４月に豊田南小学校と豊田北小学校が統合して誕生しました。イチゴハウス見学は豊田北小学校で毎年開いており、１０年以上続きます。
　田波さんは児童にイチゴの栽培工程やＪＡおやま管内のイチゴの生産者の人数、栽培する品種などについて説明しました。
　児童らは熱心に聞き「どうしたら甘いイチゴを作れるのか」「栽培で気を付けていることは何か」「ビニールハウスで栽培する理由は」などと質問。田波さんは一つ一つ丁寧に答えました。
　田波さんは「農業に関心を持ってもらうため、ハウスを見学することで学んでもらえるとうれしい。ＪＡおやま管内産のイチゴはおいしいので、いっぱい食べてほしい」と話しました。