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JA・組合員活動
めざせイチゴ農家 2人入塾、技磨く
2024.04.11
JAおやま新規就農塾推進協議会は3月26日、美田支店で新規就農塾の開講式を開きました。2期生の2人の他、県、市、農業委員会、JA、JAいちご部会などの関係者が参加しました。
同協議会は2022年4月、県、市、農業委員会、JAを会員に発足した。新規就農者を募り、1年間の研修で就農を支援します。
今回入塾したのは大山晃征さんと狩野誠さん。イチゴでの就農を目指します。
大山さんは食品を扱う会社に勤め、「生産者として農業に携わりたい」と就農を決意しました。狩野さんは「家族や将来のために長期にわたって経営できるものはないか」と模索して就農を決断。東京から移り住みました。
2人は週2、3回、就農準備校「とちぎ農業未来塾」で座学と実技を習います。実技の研修先には、いちご部会の部会長である中島英樹さんと、北部いちご部会の小林一裕さんが選ばれました。
大山さんは「早く1人前になり、これから所属するいちご部会や地域をもり立てていける存在になりたい。食育など地域貢献にも取り組みたい」と話しました。
狩野さんは「将来は障害のある人も働けるようなイチゴ栽培施設にしていきたい」と意気込みを語りました。
協議会の会長でJA営農経済部の山﨑輝明部長は「関係機関と連携し、新規就農者が安心して生産できるようシステムの構築をしていく。入塾者には将来の担い手になるよう頑張ってほしい」と呼びかけました。