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JA・組合員活動

「とちぎ和牛」どうぞ 1頭丸々ヨークベニマルで販促

2020.12.10

「とちぎ和牛」どうぞ 1頭丸々ヨークベニマルで販促

 JAおやまは11月21・22日の2日間、ヨークベニマル雨ヶ谷店で「とちぎ和牛」の消費拡大に向けて販売促進活動を行いました。

 ヨークベニマル雨ヶ谷店オープン8周年を迎えるに当たり、とちぎ和牛の販売促進を実施。JAおやま肥育牛部会の稲葉一重さんが肥育した「とちぎ和牛」丸々1頭をしゃぶしゃぶ用、ステーキ用、すきやき用の用途別にカットし、2日間販売されました。

 JAおやま管内では牛の肥育が盛んで、37人の生産者が約2000頭の「とちぎ和牛」を肥育しています。稲葉さんは、100頭のとちぎ和牛を夫婦で肥育しています。

 「とちぎ和牛」は2007年に輸出が始まり、販路拡大が期待されています。安全・安心はもちろん、良質な脂が乗っているため柔らかく、塩・こしょうだけでおいしく食べられる肉で、組合を代表する逸品です。

 稲葉さんが肥育した「とちぎ和牛」は、格付けでA5率が高く、脂肪交雑基準(BMS)10以上が数多く出ており、最高級品質である「とちぎ和牛匠(たくみ=格付けでA5のBMS10以上)」になっています。枝肉重量も「とちぎ和牛」の平均を越え、肉質・重量共に高品質な牛を肥育しています。 

 ヨークベニマル雨ヶ谷店に訪れた稲葉さんは「とちぎ和牛を求める消費者の声がモチベーションになり、もっといいものを追求していき、たくさんの消費者にとちぎ和牛を食べてもらいたい。今回は広く売り場を確保してもらい、たくさんの消費者にとちぎ和牛の美味しさを伝えられる」と笑顔で話しました。

 8周年を機に「とちぎ和牛」販売イベントを企画したヨークベニマル雨ヶ谷店で精肉マスターの阿部友衛さんは「お客さまからとちぎ和牛の要望を多くいただいており、この機会にぜひ地元で肥育された肉を楽しんでいただきたいと思い企画をした。もっととちぎ和牛の魅力を知ってもらいたい」と話しました。

 JAは今後も消費者に「とちぎ和牛」の魅力をPRする機会を増やし、消費拡大に努めています。