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紙芝居を通し、自然の姿を見つめ直してほしい

とちぎ=おやま・黒川瑠美 紙芝居で自然の重要性を訴える

 

 

 

野木町佐川野の舘野富子さん(60)は紙芝居を通し多くの人に環境保護の重要性を伝えています。

舘野さん宅では夫婦で有機農業を営んでおり、稲作を中心に約7㌶で栽培しています。また、夫の廣幸さん(60)は “日本有機農業研究会”に所属。10年程前から埼玉大学を始め多くの教育機関と交流を重ねています。特別講師として同大学へ赴き講義を行う他、教授・受講生らを自宅へ招き、有機農業の基礎や自然と農業の密接なつながりについて解説しています。

同大学では受講生らが埼玉県を舞台にした紙芝居を作成し発表を行います。交流を行う舘野さんも本城昇教授からの勧めを受け、作品制作を決意したといいます。「紙芝居は誰にでも理解しやすく、心に残るものがある」と舘野さん。昨年制作した「かえるのがっこう」は、家の光協会主催の第5回「食農教育紙芝居コンクール」で応募総数89点の中から見事入賞を果たしました。

「かえるのがっこう」は山の田んぼの“青くん”、食いしん坊の“だるまくん”、有機田んぼの“ゆうちゃん”の3匹のカエルが赤ガエルである“赤先生”と共に授業を通して、農業を取り巻く問題に向き合っていくもの。自らの田んぼを舞台にした作品からは本物の自然の中で育まれる感性の大切さや、命と向き合うことの重要性がうかがえます。

舘野さんはこれまで同作品を有機農業研究大会やさいたま市の幼稚園等で発表。「自然環境の尊さやそれらを保全することの重要性に対し、今後更に自身の知識を深めていくとともに、紙芝居を通してより多くの人に知ってもらいたい」と話します。

取材でお邪魔した際も、私たち広報担当に紙芝居を披露してくださいました。今回大人の事情で作品を載せることはできませんが、とても楽しく、考えさせられる作品でした。

舘野さん、取材に応じてくださり、誠にありがとうございました!