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おいしい米食卓に 特栽「生井っ子」収穫

 

 栃木県小山市生井地区の白鳥の圃場(ほじょう)で8月31日、減農薬・減化学肥料で育てた特別栽培米「生井っ子」の刈り取りが始まりました。9月中旬までに収穫し、道の駅「思川」やJA直売所で販売します。

 特別栽培米は、化学肥料と化学合成農薬の使用回数を慣行栽培の50%以下で栽培する米。JAおやまは特別栽培米の生産に力を入れています。特に小山市生井地区で生産する特別栽培米「生井っ子」は、独自の施肥基準を設け、一層の食味向上に取り組んでいます。

 「生井っ子」は、同地区の池貝孝雄さん(65)を会長に生産者24戸で組織する「生井っ子プロジェクト」のメンバーが約50ヘクタール栽培しています。今年は、長雨や高温などに見舞われたが、天候に応じた細やかな水管理や高温時の乳白米発生予防に努め、高品質な米が収穫できました。食味評価が高く、たんぱく質6.5%以下など、厳しい検査をパスしました。粘りと甘みがあり、冷めてもおいしいと消費者から好評です。

 同プロジェクトは2004年5月、米作りに適した環境を生かし、地区ぐるみで何か作れないかと考え発足。2005年10月に同市の「おやまブランド」に認定され、注目を集めました。2006年に「とちぎ特産品」に登録され、2019年には「とちぎGAP(農業生産工程管理)」の第三者確認証が交付されました。

 池貝会長は「今年は、長雨や日照不足の影響で、栽培管理には苦労した。急な猛暑で水不足も懸念されたが、皆で協力しながら収穫までこぎつけられた。安全・安心で品質良好な生井っ子を生産できたので、たくさんの人に食べてもらいたい」と話しました。

 9月12、13日には、同市の道の駅「思川」で午前9時から「生井っ子新米まつり」を開催します。同プロジェクトは会員一丸となり、地元産米のPRに努めます。