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子ども食堂に地元産 直売所がお裾分け

 

   JAおやまは、「NPO法人子どもの育ちを支える会さくらネット小山」が運営する子どもの居場所「おひさま」に、規格外の野菜や果物を無償で提供を始めました。同NPO法人は、新型コロナウイルスで学校が長期休校となり、給食がなくなったことで、「食」を脅かされている子どもたちの「命綱」の役割を担っています。活動に賛同したJAおやまが、管内のグリーンセンター農産物直売所で、「おつとめ品」を集め提供し、活動に協力することになりました。毎週木曜日に、おひさまのスタッフが直売所に野菜や果物を取りに行きます。

 直売所から提供された野菜や果物は、おひさまの職員が献立を考え、調理します。新型コロナウイルスで学校が休みの間は、ほとんどの子どもが朝食も昼食も抜きでおひさまに来ているため、すぐに食べられるよう、ホットプレートなどで、子どもと職員が一緒に焼きそばやお好み焼きなどをたくさんの野菜を使って調理をしています。ミキサーを使って栄養豊富な生ジュースとなるなど、直売所から提供された野菜や果物が、子どもの心と身体の成長につながるよう工夫しています。

 「さくらネット小山」の高橋弘美理事長は「農家からいただいた野菜や果物を見ていると『(子どもたちに)頑張れ!!』という声が聞こえる気がする。さまざまな事情を抱えた子どもたちは、家庭で新鮮な野菜を食べる機会がほとんどない。地元のおいしい野菜を食べた子どもたちが健やかに成長してほしい」と話しました。

 今後もJAおやまは、長期的に野菜や果物などの提供をする考えです。

 「NPO法人子どもの育ちを支える会さくらネット小山」は、子どもの居場所「おひさま」で、ネグレクトなどの虐待、貧困、不登校、障害など、さまざまな困難を抱えて地域で生活している子どもたちを迎え、暮らしや学び、食事のサポートをしています。現在、小学2年生から中学2年生の14人が在籍。一人週2回の利用で、6人の職員がサポートしています。