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トマト食味を大切に JAおやま北部トマト部会 有野力さん

 

 JAおやま管内には、北部・東部に2つのトマト生産部会があり、トマト栽培に取り組んでいます。北部トマト部会の部会長である有野力さん(49)は、トマトを作って20年以上になります。現在、『みそら109』を中心に、約50アール栽培しています。

 力さんは、農業大学校で妻の律子さん(49)と出会い、石橋地区に移り住み、就農することになりました。義父から指導を受けて、トマト栽培を一から学びました。農業大学校では、花きを専攻していた力さん。花きで学んだ育苗の水管理は、現在のトマト栽培にも生かされています。

 現在、律子さんとパート5名で誘引、葉かき、収穫などに励みます。作業遅れがないよう1週間を目安に目標を立て作業を行うようにし、無駄がなく効率が良いように管理を行っています。

 北部トマト部会はインターネット交流サイト(SNS)を活用しています。現状を写真で送り、苗や生育の状況を共有し、より良いトマト作りに励んでいます。

 力さんは、目標とするトマトについて「何と言っても『食味』が大切だ」と話します。現在、栽培しているトマトの品種「みそら109」は、甘味が強く、酸味とのバランスが優れています。しかし、色むらなどが出てしまい、栽培が難しい。力さんの培ってきた経験がここで生かされています。

 力さんは、物作りが趣味。パソコンや機械を組み立てるのが楽しいと言います。「物作りのように完成がないところが魅力だ」と力さんは笑顔で話します。

 現在は、市場出荷がメインだが、今後は直販にもより力を入れていきたいと考えています。「直売所は収穫したものをすぐに店頭に並べるので新鮮で、消費者にも本当の味を知ってもらえる。おいしいトマトといったら、私が作るトマトと、消費者に思ってもらえるよう努力していきたい」と意欲を燃やします。