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データ基にトマト生産 栃木県野木町の針谷正幸さん

 

 JAおやま管内で、トマトの出荷が本格的に始まりました。野木町の針谷正幸さん(52)は、消費者に喜ばれるおいしいトマトを作ろうと、生産に励みます。次男の漣君(9)も、ハウスの中を掃除するなどで手伝います。「将来農家になるかな」と正幸さんは笑顔を見せます。
 正幸さんは、33歳で自動車関係の仕事からUターンし、就農しました。「農業は、毎年勉強だ」と話します。トマトの味は、日頃の水分・温度管理の積み重ねで決まります。5年前に環境制御モニタリング制度を設けました。ハウスの温度、湿度はもちろん、二酸化炭素や日射量、地温など細かくグラフで表します。「トマトは、デリケートなため、目で見て、データに基づいた栽培と日々の努力が大切だ」と話します。
 今の時期は、芽かき、葉かき、誘引、収穫など。中でも芽かきは、風通しを良くして病害虫の発生を予防するとともに、栄養分を実に行き渡らせる大切な作業です。小さいうちに処理をすることを正幸さんは心掛けています。小さいうちに処理することで、大きな病気や被害を受けることがないようにするために日々注意をしています。
 農業の魅力を「消費者の顔が見える。自分が動けば動いた分だけ、結果が出る」と捉えます。今後の目標は「現状維持」。今までの経験を糧に、高品質生産に向けて努力を続けていきます。