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農家の蔵をギャラリーに 近隣住民の絵や手工芸品・・・交流の場提供

農家の蔵をギャラリーに 近隣住民の絵や手工芸品・・・

交流の場提供 栃木県下野市 高山充さん

Aとちぎ版=おやま・山田千晶・0705 農村ギャラリー「ギャラリー蔵」 (2)

 栃木県下野市上台の土蔵を改造した私設の農村ギャラリー「ギャラリー蔵」が、今年5月にオープン以来、注目を集めています。近隣住民らの絵や手工芸作品を展示。所有する高山充さん(72)は「農村の交流施設を目指し、地域の方との交流の場として提供したい」と意気込みを話します。

 高山さんの自宅敷地内には、明治時代に造られた大小2棟の蔵があります。かつては米を貯蔵したり、食器や骨董(こっとう)品をしまっていました。この施設は、1907(明治40)年に建造されたもので、一部深岩石造りの2階建て大蔵と、それに付随する大谷(おおや)石で囲まれた小蔵でできています。

 大蔵の「野の花明治館」は、1階2階とも展示スペースとなっており、内部は110年を越え、タイムスリップした空間を味わうことができます。また、大谷石造りの小蔵「交流館」は、休憩、喫茶、事務スペースができるように設けられており、2階は物置になっています。

兼業農家だった高山さんは定年後、日中は農業をやり、夜には趣味の油絵を描くのが日課です。平均2~3時間費やします。集中しているときには、4時間も続けて描くそうです。

 高山さんは、「この施設は、絵画、書、陶芸、多様な趣味の発表、ダンス、サロンなど地域の方々が気楽に利用できる空間として提供できたら」と来場を呼び掛けています。入館は無料。

 

Bとちぎ版=おやま・山田千晶・0705 農村ギャラリー「ギャラリー蔵」