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春蚕掃き立て開始

kaikoirasuto JAおやまは、5月中旬、稚蚕飼育所で春蚕の掃き立て作業を始めました。

 掃き立ては、養蚕で種紙についた蚕卵からふ化したばかりの稚蚕・毛蚕(けご)を蚕卵紙から掃き集め、新しい蚕座(さんざ=蚕を飼う場所)に移し広げること。

 掃き立て作業の初日には普通蚕種「春嶺鐘月」90枚(1枚=約1万2500頭)の他、試験飼育として「小石丸(極細繊度繭)」約1,000頭、小山市内小学校教材用として「おやま黄繭(普通蚕種)」約1500頭の掃き立てをしました。

 稚蚕は体が小さく弱いため、滅菌され、整備の整った環境の飼育室で人工飼料を与えて育て、飼育所で管理することで健康で生育のそろった蚕を農家へ届けることができます。10日間の人工飼育で体長が約3㌢になると養蚕農家に配り、桑葉を与えて飼育します。

 春蚕1期目の蚕は、養蚕農家へ配る配蚕作業を21日に行う予定。今回の蚕は6月上旬に上蔟(じょうぞく=蚕が繭をつくり始める状態)を迎えます。6月中旬には群馬県の碓氷製糸へ約2㌧の繭を出荷する予定です。

 JAおやまは、春蚕、初秋蚕、晩秋蚕の3期に分け、年間を通して5回の飼育を行い、年間で8㌧の繭生産量を目標としています。

 

Aとちぎ版=おやま・山田千晶・0511 春蚕I期掃き立て (2)