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JA・組合員活動

秋レタス 育苗法学ぶ

2019.07.25

秋レタス 育苗法学ぶ

 JAおやまレタス部会は18日、小山市のJAおやま東部選果場と下野市の同JA北部集荷所の2ヶ所で、秋レタスの栽培講習会を開きました。講習会は、育苗が難しい夏季に育苗の基本を確認し、安定出荷を目指すことを目的に開いています。

 講習には生産者、種苗会社、県下都賀農業振興事務所などの関係者約40人が参加しました。生産者は、種苗会社から初期生育の重要性と各品種の特性、栽培のポイントについて説明を受けました。

 秋レタスは、高温期から初冬季との寒暖の差が大きい時期に栽培するため、管理が難しい。7月下旬から8月下旬にかけて播種(はしゅ)する作型は、特に高温期での育苗管理となります。徒長や老化苗にさせないなど、管理面で課題が多い。

 種苗会社は「レタスの発芽には、温度と湿度が大切。育苗適温は、15~25度のため、日中の播種は避け、夕方に涼しい場所で行う。また圃場(ほじょう)準備は、土壌を適湿にしてから整地・排水対策を行うことが重要」と話しました。

 栃木県下都賀農業振興事務所の三井俊宏副主幹は、病害虫防除について説明。「良品質な秋レタスの出荷を目指し、適期病害虫防除をしてほしい」と呼び掛けました。

 同部会は、100人の生産者が秋レタスを栽培している。県内・京浜方面に出荷。市場から高い評価を得ています。