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JA・組合員活動

ブロッコリー産地 ブランド維持へ

2020.04.16

ブロッコリー産地 ブランド維持へ

 JAおやまブロッコリー部会は4月8日、管内3ヶ所で現地検討会を開きました。部会員、関係者ら27人が参加し、生育状況や病害虫の発生状況などを確認しました。

 現在、生育は順調。気象情報に注意し、トンネル内の温度25度以下を目安とした管理に切り替え、病害虫防除を徹底することなどを申し合わせました。

 栃木県下都賀農業振興事務所の堀江收一技師は「平年より暖冬傾向にあるため、生育が進んでいる。温度が上がると品質劣化につながる。トンネル内の高温を避け、適期収穫の実施すること。春どりの病害虫防除を徹底してほしい」と呼び掛けました。

 増山光功部会長は「今後は病害虫に注意し、畑の状態をよく確認して管理していく。今回の現地検討会を参考にし、高品質なブロッコリーを出荷しよう」と話しました。

 同部会は32人の生産者が約8.6ヘクタールを栽培。品種は「おはよう」などを主力品種に、4月中旬から6月上旬にかけ、約110トンを京浜方面に出荷します。栽培講習会や現地検討会などを開催し、部会員間の情報の共有と栽培技術の向上に努めています。出荷の際は、厳正な選果・選別を行い、産地のブランドを維持しています。